海外旅行記イラン編/国境を突破せよ!
面 積:164万8195km2
人 口:6901万人('04)
首 都:テヘラン
民 族:ペルシア人/アゼリー/ギーラギー/マーゼンダラーニー/クルド/アラブ/バローチ/ ロル/トルクメン/ガシュガーイー/アルメニア人/グルジア人/ユダヤ人/アッシリア人
言 語:ペルシア語
宗 教:イスラム教/バハーイー教/ゾロアスター教/ユダヤ教/キリスト教
通 貨:イラン・リヤル
イラン大使館
海外旅行記イラン編/国境を突破せよ!
インドで取得したイランビザの入国期限が迫っていた。
普通ならイランの隣国パキスタンで“イランビザ”を取得すればいいのだが、パキスタン政府の日本に対する嫌がらせで、イランビザが取れなかったのだ。
その理由なのだが、バブル全盛期の日本へ多くのパキスタン人が出稼ぎに来た為、日本政府がパキスタン人への入国審査を厳しくしたのだ。それに対する報復のようなものであった。
蛇足だが私の旅から数年後、バラエティ番組で猿岩石がイランのビザをちゃんとインドで取得するシーンが映っていました。「プロデューサーから、そういう情報はちゃんと入っているんだーテレビだなー」なんて思っちゃいました。猿岩石日記
パキスタンのクエッタ(Quetta)を夕方発の長距離バスに乗り、イランとの国境まで行く事になった。
ラホール(Lahore)で知り合った日本人坂本くん(仮名)と一緒だ。
坂本:「イラン、やばいですよ。イランを通ってきたヨーロッパ人に聞いたんですけど、そいつアメリカ人に間違われて、石投げられたそうですよ。英語のプリントされたTシャツとかジーパン(アメリカの象徴)はやめた方がいいですよ。どっかで現地の民族衣装を買って行きましょうよ。」
パキスタンにイランの民族衣装なんか売ってない。
そもそもイラン人の民族衣装ってあるのか?
テレビなどで見るホメイン師のシーア派の衣装は知っているが、一般人は何を着ているのかまったくわからない。
とりあえず二人は、無地のTシャツに着替えバスに乗り込んだ。
予定では、明朝には国境に着くはずである。
・・・着くはずであったが、着いたのお昼の少し前
いまさら、交通機関が時間通りに進まない事には驚かない。
パキスタンとイランの国境周辺は砂漠に近い荒地で、両国は高さ5m程のコンクリートの壁で区切られている。出国口は、頑丈な鉄の門でできており、既に渋滞ができている
門の隙間からは、イラン側のイミグレーションが見える。
3階立て程のコンクリートの建物で出来ており、その壁全面にホメイニ師の肖像画が描かれている。
微妙に緊張~~~
ともあれ、無事パキスタン側のイミグレーション(Immigration Control)で出国手続きが済んだ。
いよいよイランに突入だ!
と、した瞬間! 私の目の前でパキスタン側の門がガラガラと閉まっていくのです。
「え~~!俺、なんか悪いことした~怪しい物持ってた~~」
今風の表現でいうと ((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル 状態でした。
つづく

